2014/06/25

DaVinci Resolve 11 オープンベータ登場!

おひさしぶりですw


我らがDaVinci Resolve 11がオープンベータになりました!
毎年のバージョンアップに驚かされながらも、今回はかなり気合い入ったアップデートとなっております。

ついに日本語(中国語も)にローカライズされ、かなり敷居が低くなったかなと。
ただし、追加された様々な機能をフルに使うには、かなりのマシン要件が必須になってきました。
今までのバージョンでは、GPUメモリが2GBあればどうにか使えましたが、R11ではさすがに3GB以上ないと厳しい。できれば4GB。

ということで、まともに動くであろうMacは、
MacPro:旧型はGPU換装で何でも来い、新型も特に問題なく動くでしょ。
iMac:2012,2013の27インチモデル。GPUのRAM 4GB
MacBook Pro:2012,2013の15インチRetina(でもGPUしょぼいから限定的)
Mac mini&MacBook Air:動かない
ってことでしょうか。

Windowsでは、CPU、メモリ、GPU次第なので、なーんとも。
Win7以上で(Pro 64bit)、Core i7、16GBメモリ、NVIDIA,AMDのVRAM4GB以上のカード。
ってところかな。


ある程度のパフォーマンスの足らなさは、R11はかなり進化した、レンダリングキャッシュモードで回避できます。「スマート」というモードでは、無操作5秒でキャッシュのレンダリングが始まります。そして今までDPXのみだったキャッシュも、今回からProResやDNxHDなどでマシンやストレージ、アウトプットにあわせて選べます。
MBPユーザにはかなり福音じゃないでしょうか。

そして、自分的にかなりうれしいのが、デュアルディスプレイ対応!

でか!
1920*1200二面だから、流行に乗れば、ハーフUHD?(爆)
ようやくです。
そして、あわせてスコープ(波形モニタ)の精度もパフォーマンスもあがりました。
シングルウィンドウだと表示しっぱなしにすると、ほかのUIの邪魔っていう謎仕様から一転。
デュアルディスプレイにすると常に出していても邪魔じゃないw
しかもギャラリーも一緒に動くので、メインウィンドウがかなりすっきり!

ただし、デュアルディスプレイ自体でGPUパワーをそこそこ使うので、MBPには。。。。
デスクトップでGPU自由にいじれる方にはもうすばらしいです!

とまー雑感です。
そのうち細かい解説しようかとも思いますが、日本語になってかなりわかりやすいと思いますので、あんまり詳しい解説いらないかなw

それと、わーいわーい、と喜んでいるあなた!
あくまでβ版です。
未発見の致命的なバグがあるかもしれませんので、
くれぐれもテスト環境としての導入を。

進行中案件でいきなり入れるなんて、、、、、バックアップきっちりとってからにしましょう。

6 件のコメント:

  1. いつも為になる記事を書いて頂きありがとうございます。

    楽しく読ませて頂いております。

    一つ質問があるのですが、Davinci Resolve11を使うにあたって、2012macproにGTX780やTitan Blackはつくのでしょうか?もしつくのであれば他に必要な物等はあるのでしょうか?

    質問ばかりで申し訳ないのですがDavinciの為に新型macproを買うとしたらCPUのアップグレードはした方が良いのか、それともGPUのアップグレードだけで良いのでしょうか??

    何卒宜しくお願い致します。

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  2. 初めまして。
    コメントありがとうございます。

    2012までの旧型MacProに関しましては、PCIe Gen2 x16の接続のカードであれば、基本的には換装可能です。
    ですが、電源供給に問題が出てきます。
    MacPro内部には6ピンのGPU用電源が2つ用意されています。
    GTX780 や Titan Black Editionなど6+8ピンの場合、電源供給が不可能ですので、換装はできません。

    が、公式回答。
    逆に、問題は電源だけですのでそれをクリアすれば換装できます。

    自分は、現状GTX580 3GBで、足りない電源をPC用の電源を別に用意して内部に引き込み、解消しています。
    詳しくはコチラ
    http://metasan.blogspot.jp/2012/11/macpro2009-gtx580.html#more
    ですが、こうなるともはや、BMD,Appleともに保証対象外の使い方ですのであくまで自己責任で。

    そして、New Mac Proですが、可能なのであれば、アップグレードできる部分はアップグレードしたほうが幸せかなと。

    DaVinci Resolveはその処理の大半をGPUにまかすので、画像処理自体にはそこまでCPUを用いません。
    ですが、ProResのエンコードデコードや一部プラグイン、などなどCPU処理も少なからずはありますので、可能であればCPUも8コアや12コアの方がよいかと。
    AfterEffectsやPremiereなど、GPUをうまくは使わず、CPU&メモリ命なソフトもまだまだありますので、そういったソフトを併用する場合はなおのことですね。

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  3. 返信ありがとうございます!

    とても参考になりました。現行のmacproを検討してみようと思います。
    これからもブログ楽しみにしています!!

    ありがとうございました。

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  4. 現行最新の MacPro(2013)で、GPUを最速の デュアルAMD FirePro D700 にカスタマイズした機種の場合、MacOS 10.9.3 では Resolve10.1.5、11 が、まともに動かない可能性があるので要注意です。今、BMDフォーラムで喧々愕愕やってます。
     ↓
    http://forum.blackmagicdesign.com/viewforum.php?f=11

    うちはまさにその組み合わせのマシンで、OSが 10.9.3にアップデートされた途端、Resolve10.1.5 が5分置きにクラッシュするように… つまり実質、使えなくなりました。

    MacOS X 10.9.4 のパブリックβ を入れたら使えるようになりましたが、OSもβ、Resolve 11 もβ というのはさすがに怖いので(笑)、11 は様子見中です。

    MacProをフルスペックにするのは、良いことばかりではない「一例」です(=悪しき例は他にも多々あります。はぁ〜…(泣))。

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  5. raitank様

    わざわざ情報ありがとうございます!!

    それでは今すぐ現行macpro購入も一度考えなければいけないですね。
    貴重な情報ありがとうございました!



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  6. raitankの兄貴、情報ありがとうございます!
    まじすか?
    あちゃー。

    こっちだと問題なく動いちゃってるな〜。
    なんだろー。
    調べてみよーっと。

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